北海道part8
七日目
どうやらトドワラやナラワラが有名だそう。トドワラてのは、海水に浸食された森が立ち枯れて、トドマツがそのまま残るスポットのこと。
そして野付半島は全体が地盤沈下しているらしく、やがては無くなってしまうらしい。
どうでもいいかもですが、河川からの砂などが堆積して海に伸びているものが砂嘴(さし)。砂嘴が長くなって入江を閉じたのが砂州。有名なのは天橋立。
砂州が頑張って島まで伸びると陸繋砂州になります。代表的なのが江ノ島らしい。高校の地理でやった内容ですがおそらくほとんどの方が忘れていると思うので載せときます。
ちなみに僕は全く覚えていなかったので(というかそもそも高3の受験期に地理を捨てたため覚えているはずがない)わざわざ調べました。
あ○か先生申し訳ございません。あ○けんもごめん。
野付半島は強風でした。
思いきり海に突き出しているため風を遮るものがない。
道中2人のおっちゃんチャリダーにエールを送りながら進んだ。
途中、どうやら撮影スポットのような場所があった。ナラワラが見れるスポットだった。
木々が枯れている。確かに「この世のはて」と形容するのもわかる気がする。初めてここまで木々が枯れているのを見たと思う。
ナラワラは近くで見ることはできず、遠くからの写真になる。それがより一層、生者が行ってはいけない場所なのでは、なんて思わせる。
ナラワラのバックには緑があり枯れ木の色と対比するように存在しているため、より異質なもの、と感じる。
わりかし長いこと漕いだがようやく到着。野付半島の先端にある野付半島ネイチャーセンターから遊歩道のようなものが伸びており、そこからトドワラを見ることができる。
歩くこと20分、トドワラの撮影スポットに到着。
良い。
しかしながら正直期待外れだった。画像検索で見つかったものほどのものではなかった。
後日あるお兄さんと野付半島談議をしたのだが、
「あれは想像以下だった。」という意見で一致してしまった。
一旦ブラウザバックして「野付半島」て調べてほしい。ほんと。
「百聞は一見に如かず」を体感した1日でした。
ほんで急いで知床峠の目の前のライダーズハウスへ。
ヒッチハイクしているお兄さんと同部屋で色々話した気がする。
今日はこんなもん。。
七日目
走行距離:115km