独り旅と一人旅、時々日常

自転車で北海道一周したことメインで書いてきます。たまに雑記かも

北海道なら一周できそうじゃね?

北海道一周をした理由

 

自分でもはっきりはわからない。まあでも「旅」をしたかったからだと思う。ご存じだろうか、喜多川泰さんの『また必ず会おうと誰もがいった』という本。あらすじを軽く

 

ひょんなことから東京から熊本に帰るまでの足を失ってしまった主人公が、様々な人と出会い、学び、成長しながら帰る物語。

 

て感じの本です。僕この本をはじめて読んだときからなんかこう「ビビっ」と来るものがありまして「旅」に憧れ始めたんです。

 

主人公が自分の力で、周りの人の力を多分に借りながら、たくさんの人と出会いながら東京から熊本に帰ったのをみて、胸の中の何かが騒いだのだと思う。人と人とのつながりって素晴らしいんだな、自分も人と出会って成長したいなと思ったことが始まりなのかなと今書きながら思ってます。

 

ちなみに私は大の一人好きなんですけども、それと同じくらい、いやちょっと盛ったわ、まあ人が好きなんです。いろんな人がいる中で互いに支えあって生きていく、そうあってほしい、そうしていきたい、そんな考えをするようになりました。

 

この本の主人公のように旅をしよう、自分の力で成長していきたいな、ということで旅に出たんです。

 

なんで自転車なん?

 

旅を始めた理由はこんなもんです。んじゃなんで自転車なん?クルマとかバイクでよくね?それか歩きでもいいじゃん。と思われる方多いと思います。これにも理由があるんです。

 

まず免許持ってねえ。当たり前だけどクルマもないしバイクもねえ。これから揃えたらアホほどお金がかかってしまう。

 

んじゃ原チャは?後で言います。 

 

なんで歩きじゃないか。遅いからである。遅い、遅すぎる。一日30kmくらいしか進まん。そんなんやったら北海道でも三ヶ月弱かかってしまうわ。まあ、四国お遍路は歩きでやってみたいけど。僕高校の世界史の先生が大好きだったんですけど、その先生がお遍路やってて。その感想が面白かったからやってみたいんよね。

 

あとその先生がお遍路中に車に乗る機会があったときに、景色が全然見れなかったそうです。クルマ速すぎて。

 

ここで自転車。やるからには人力でやりたかったんです。原チャだったらすぐ免許とれるし安いけれども自分の足じゃない。ただひねるだけじゃないですか。けれども自転車は人力。しかも人力で最速の乗り物である。ほんで景色もまあまあ見れる。これはもう自転車しかないじゃないですか。

 

まあ弱虫ペダルが好きだったり、『つば旅』というインターネット小説の作者が自転車で日本一周?してたのも理由の一つ。この作品がまたおもしろくてものすごく自転車旅したくなるんです。今回の旅ではこの作者さんおすすめスポット結構まわってます。

 

ということで、もしかしたら色々な人と出会えるかもしれない、今まで会うことのなかった人と一緒に走るかもしれないというロマンに包まれ北海道一周することにしました。